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コンメンタール ケインズ/一般理論



宮崎義一 伊東光晴 共著 日本評論社 1974第3版第一刷

状態:良、カバ、少書込

内容:
第一講 ケインズ理解の焦点
 1 『一般理論』出版当時の評価
 2 一〇年後の評価
 3 二〇年後の『一般理論』
 4 ケインズ理論は後進国むきではない
 5 現代資本主義論とケインズ
 6 ケインズ評価の二つの型
 7 解説書のむずかしさ
 『一般理論』研究のための主要文献
第二講 古典派雇用論の公準
 第二講のレジュメ
 1 雇用・利子および貨幣の一般理論とは
 2 古典派という用語法
 3 価値という言葉の変遷
 4 ケインズのリカード理解
 5 労働の限界生産物とは何か
 6 労働の限界不効用という考え方
 7 貨幣の限界効用一定が意味するもの
 8 アグリゲーション(集計)の問題
 9 古典派の雇用量の増大手段
 10 二つの公準とは
第三講 古典派公準の批判
 第三講のレジュメ
 1 古典派は大量失業をどう説明したか
 2 古典派は必ずしもまちがいではない
 3 労働供給曲線の性質
 4 なぜ貨幣賃金の上昇は実質賃金の低下をともなうか
 5 完全雇用点以後、労働供給曲線はどうなるか
 6 なぜ労働供給曲線は完全雇用点まで弾力的であるか
 7 労働者は合理的な経済学者か
 8 非自発的失業の説明
 9 セー法則と古典派第二公準の関連
 10 セー法則の世界と貨幣数量説の世界
第四講 有効需要の原理
 第四講のレジュメ
 1 利子雇用はなぜ要因費用に含まれないか
 2 使用費用とは何か
 3 売上金額と売上金額の期待値とのちがい
 4 なぜ売上金額および総供給価格から使用費用を差引くのか
 5 総供給関数の導出方法
 6 総供給関数の形
 7 総供給曲線
 8 有効需要が雇用量を決定するプロセス
 9 貨幣数量説の世界における総需要関数と総供給関数の関係
 10 有効需要の原理と性格
第五講 労働単位と賃金単位
 1 一般物価水準概念は曖昧である
 2 特殊労働の還元方法
 3 労働単位と賃金単位の関係
 4 労働価値説とどうちがうのか
 5 労働単位と賃金単位にたいするいろいろの批判
 6 ケインズ体系の内的関連で単位の選択を考える立場
 7 費用単位とは何か
 8 期待における長期と短期の区別
 9 中期の期待とは何か
第六講 所得・貯蓄・投資の定義
 第六講のレジュメ
 1 第六講のポイント
 2 ケインズの誤り
 3 費用分類におけるマーシャルとケインズの相違
 4 投資と貯蓄
 5 使用費用を用いる利点
 6 価格・費用分析と所得概念との関連
 7 使用費用の算定
第七講 投資・貯蓄の均等と乗数
 第七講のレジュメ
 1 第七講のポイント
 2 雇用量に対応する消費関数
 3 客観的要因の整理
 4 なぜ限界消費性向によって乗数関係を表わすか
 5 総供給曲線の集計の問題
 6 波及論的乗数理解でのひとつの問題
 7 乗数理解の二つの型
 8 ケインズの数字例の誤り
第八講 資本の限界効率の不安定性
 第八講のレジュメ
 1 第八講のポイント
 2 資本の評価方法
 3 資本の限界効率はなぜ逓減するか
 4 利子率低下は資本の限界効率表を低めるか
 5 確信の状態とは
 6 資本と労働の代用点
 7 現代投資市場の特長
第九講 流動性選好と利子率
 第九講のレジュメ
 1 投資決定に関する企業者の行動
 2 時間選好の二型態
 3 利子率に関する与件が確実な場合
 4 流動性選好説は循環論法ではないか
 5 ハンセンのケインズ批判
 6 古典派利子論と流動性選好説の位置づけ
 7 貨幣保有の動機としての「金融」
 8 流動性選好説の実践的意義
 9 低金利政策は投資を促進するか
第一〇講 資本・利子・貨幣の本質
 第一〇講義のレジュメ
 1 第一〇講のポイント
 2 なぜ資本は生産的なものとしてとらえてはならないか
 3 なぜ資本は希少性を保つのか
 4 ボェームの迂回生産の理論は正しいか
 5 利子は貨幣貸借だけに発生するのではない=いわゆる自己利子率の考え方
 6 金利生活者はなぜ貨幣で貸すか
 7 貨幣を基準にした自己利子率
 8 資本資産の自己利子率は資本資産の限界効率ではない
 9 貨幣の特殊性
 10 フロー分析をこえるもの
 11 流動性選好説と賃金単位との内的関連
 12 労働単位をなぜとるか
 13 労働単位と労働価値説
第一一講 ケインズ革命の核心
 第十一講のレジュメ
 1 古典派体系とケインズ体系
 2 「ケインズ革命」理解の二つのタイプ
 3 『一般理論』の中心点
 4 マクロ理論と価格関係
 5 第一八章の二つの問題
 6 第十九章における問題点
 7 第二〇章、第二一章のねらい
 8 賃金率ω不変の場合と可変の場合
 9 価格理論との関係では使用費用を除かない
 10 篠原氏の問題提起 1
 11 篠原氏の問題提起 2
第一二講 ケインズの社会哲学
 第一二講のレジュメ
 1 不況期間を決定するもの
 2 過剰投資説・過少消費説への批判
 3 古典派体系とケインズ体系の位置づけ
 4 ケインズの階級区分
 5 ケインズ思想の基礎にあるもの
 6 ケインズを支えた叡知主義
 7 確率論的社会観への発展過程
 8 ケインズはインフレ主義者か
 9 ビジネス・デモクラシーの仮定
 10 ケインズは平和主義者か
 11 ケインズがみなかったもの
第十三講 ケインズ理論の意義と限界
 1 経済学の三つのビルド
 2 植民地国家としてのイギリスの特殊性
 3 『一般理論』の主要な前提
 4 ケインズの資本主義認識の検討
 5 利潤論の弱さ
 6 有効需要論は非現実的である
 7 完全競争という仮定
 8 ケインズとインフレ政策
 9 『一般理論』のなかでもっとも意味のあるもの
 10 金利生活者の安楽往生の意味するもの
 11 金利生活者のもつ時論的意味
 12 国家独占資本主義とケインズ政策
 13 ケインズ政策の二面性
 14 『一般理論』から何を学ぶか
 15 ケインズ理論の限界はいかにあらわれるか

販売価格 2,000円(税込)




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