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日本児童文学 1977年1月〜12月号揃



日本児童文学者協会 編 ほるぷ総連合 偕成社 1977初版

状態:良、ヤケ少、シミ少

内容:
1月号 大人の文学と子どもの文学
どこに子どもの文学の根拠をおくか(砂田弘)、子どもの読者と大人の文学(長谷川潮)、座談会大人の文学と子どもの文学(安藤美紀夫+関英雄+川北亮司)、アンケート<設問 1 児童文学と大人の文学の境界はどうなっているのか。境界があるとすれば、それはどのようにあるのか。ないとするなら、児童文学と大人の文学のちがいはどこにあるのか。(早船ちよ+灰谷健次郎+猪熊葉子+今江祥智+永井明+代田昇+塚原亮一+小西正保)、設問 2 児童文学(と一応理解されているもの)だからこそ、子どもを読者とするものだからこそ、よりよく表現できるもの、表現可能なものはあるか。あるとすればそれはどんなものか。(西本鶏介+上野瞭+赤座憲久+久保喬+大岡秀明+西沢正太郎+今西祐行+浜野卓也)、設問 3 私はなぜ児童文学(評論・研究を含む)を書くようになったのか。私にとっての児童文学の魅力は何か。(小出正吾+森忠明+北川幸比古+那須正幹+岸武雄+阿房直子+川村たかし+赤木由子)、設問 4 大人の私がなぜ児童文学・絵本を読むようになったのか。私にとっての児童文学・絵本の魅力は何か。(川島久美子+斎藤佐次郎+吉村正子+菊池光治+正置友子+小口明+野本和子+鈴木富士雄+山崎翠+武市八十雄+土屋孝子)>etc.
2月号 児童文学の中の子どもたち
子どもへの関心 問題提起(古田足日)、自己の少年期を再創造すること(那須正幹)、問題を提起する子ども像(赤座憲久)、群像のもつ意味(大岡秀明)、一揆の中の子どもたち(木暮正夫)、『谷間の底から』に描かれた少女像(石上正夫)、『いやいやえん』『小さいモモちゃん』を手がかりに(高橋さやか)、現代外国児童文学の中の子どもたち(清水真砂子)、座談会児童文学の中の子ども(古世古和子+灰谷健次郎+寺村輝夫+砂田弘)etc.
3月号 児童文学と国語教科書
五十二年度国語教科書の検討(石上正夫)、座談会児童文学と国語教科書(小松崎進+久米井束+鳥越信)、教育と文学の流れから(岸武雄)、文学の時間としての授業を(小林知枝)、教科書についての私の偏見(いぬいとみこ)、小学校国語教科書編集委員の経験から(古田足日)、教科書における著作権の問題(小林純一)、五十二年度本小学校国語教科書における改作問題(向川幹雄)、資料リストを作成して(畠山兆子)、五十二年度本小学校国語教科書・児童文学作品リストetc.
4月号 児童文学1976年
座談会児童文学一九七六年をふりかえる(木暮正夫+長谷川潮+渋谷清視)、一九七六年各ジャンルの成果<創作 収穫のあとに残る課題(久保喬)、翻訳作品 ブーメランの発想(上野瞭)、絵本 映像芸術としての絵本の試み(森久保仙太郎)、詩・童謡 先回る意識から離れて現実へ(吉田定一)、ノンフィクション 新しい作家の出現(かつおきんや)、評論・研究 何をどう捉えていくのか(松田司郎)>、一九七六年に出版された児童文学の本リスト 上(渋谷清視)etc.
5月号 マーク・トウェイン 古典を考える1
パラドクシカルな偶像破壊者(三谷貞一郎)、座談会マーク・トウェインから何を受け継ぐか(清水真砂子+竹崎有斐+宮川やすえ+安藤美紀夫)、トウェインの諧謔(原昌)、プアーアメリカの発想(上野瞭)、"あべこべ物語"とまことらしさ(中村妙子)、二面性をもつトウェインのバランス(三宅興子)、川へのノスタルジア(関英雄)、かぜひき男との再会を(杉みき子)、トムやハックのように生きられるか?(前川康男)、「宿なしハック」の仲間たちのこと(しかた・しん)、明治大正、マーク・トウェーン翻訳雑感(岡田純也)etc.
6月号 休暇物語の発想
座談会休暇物語を考える(安藤美紀夫+香山美子+菊地正+北畑静子+上笙一郎)、日本の休暇物語 戦前篇(西田良子)、日本の休暇物語 戦後篇(五十嵐康男)、冒険的な「遊び」の世界(原昌)、「楽しみの時間」の意味(塚原亮一)、ピッピ・ナガクツシタにとって「休暇」とは何か?(細谷建治)、日常の生活圏から逃れて(三宅興子)、休暇物語の書けないわたし(宮川ひろ)、『十五少年漂流記』と『ツバメ号とアマゾン号』の思い出(鈴木喜代春)、きゅうくつな拘束(岩崎京子)、早く休暇が終らないと困る、と思わせる子どもの話(北川幸比古)etc.
7月号 四賞発表・児童文学賞の検討
受賞のこと(後藤竜二+竹崎有斐+冨田博之+菊池俊+日野多香子+和田茂+糸川京子+上地ちづ子+松岡一枝+福田健雄+小泉周二)、日本における児童文学賞のあり方(西本鶏介)、座談会児童文学賞を考える(匿名)、受賞と商業的側面(篠遠喜健)、図書館・読書運動からみた児童文学賞受賞の作品(山花郁子)、賞を受けてその後の私の文学活動(北畠八穂+鈴木実+佐藤真佐美+間所ひさこ+柚木象吉+岩崎京子+奈街三郎+アン・ヘリング)etc.
8月号 ルイス・キャロル 古典を考える2
迷路設計者ルイス・キャロル(本田和子)、座談会ルイス・キャロルと児童文学(北川幸比古+神宮輝夫+舟崎克彦)、アリスとザジ(今江祥智)、恐さ、その楽しみ(三宅興子)、ドジソン教授の妖精物語(中野節子)、『地下のアリス』と『ふしぎの国のアリス』(安藤美紀夫)、『ふしぎの国のアリス』の翻訳比較(大田潤子)、旅、わがワンダー・ランド(奥田継夫)、アリス 恐怖(生野幸吉)、月をふところに(川北亮司)、資料キャロルの翻訳・研究文献(根本正義)etc.
9月号 松谷みよ子の世界 現代作家シリーズ1
座談会子どもと現実を見つめて(松谷みよ子+斎藤隆介)、このごろおもうこと(松谷みよ子)、松谷みよ子論<作品にある生命の流れ(佐藤通雅)、松谷文学の根底にあるもの(西田良子)>、松谷みよ子の「祖先」像(かつおきんや)、しなやかな成長(石澤小枝子)、「忠霊」とイーダと子どもご先祖と(安藤美紀夫)、「ジャムねこさん」大じょうぶあなたは「ねこ」よ(間所ひさこ)、童話から児童文学へ(塚原亮一)、夢みるやさしさと青い鳥(吉田定一)etc.
10月号 メルヘンの復権
メルヘンとは何か(竹原威滋)、日本におけるメルヘンの一系譜(斎藤寿始子)、児童文学としてのメルヘン(鵜生美子)、小川未明 未明童話におけるメルヘンの傾向(畠山兆子)、立原えりか ユートピアを夢見る少女(松田司郎)、安房直子 別世界ののぞき窓(桜井信夫)、武井武雄 空想の質についての見解(根本正義)、メルヘン小見(与田準一)、野いちごのがけ(上崎美恵子)、フランスの児童文学(ジュヌヴィエーブ・パット+イゼベル・ジャン 著 石澤小枝子 訳)etc.
11月号 ロマンチシズムの課題
座談会「革命的ロマンチシズム」をめぐって(岸武雄+北川幸比古+藤田のぼる+斎藤隆介)、児童文学のなかのロマンチシズム(小西正保)、夢現的童話論(久保喬)、『八郎』論(浜野卓也)、『木かげの家の小人たち』論(長谷川潮)、『白赤だすき小○の旗風』論(柚木象吉)、『ちびっこカムのぼうけん』論(奥田継夫)、『太陽よりも月よりも』論(大岡秀明)、『グスコーブドリの伝記』論(加太こうじ)、自分の風土の中で(竹崎有斐)、ふれられないもの(立原えりか)、私の靴(斎藤了一)、海を聞く(おおえひで)etc.
12月号 スティーブンソン 古典を考える3
スティーブンソン論 1 (亀井規子)、スティーブンソン論 2 (坂井晴彦)、スティーブンソンと日本の海洋冒険小説(かつおきんや)、座談会スティーブンソンから学ぶもの(安藤美紀夫+鳥越信+古田足日)、『宝島』論(たかしよいち)、『さらわれたデービッド』論(松田司郎)、『童謡集』論(藤田圭雄)、スティーブンソン翻訳・研究文献(根本正義)、ガラスのことば(武川みづえ)、ラムと波とわたし(北川幸比古)

販売価格 4,200円(税込)




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