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政治の美学 権力と表象
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政治の美学 権力と表象
田中純 著、東京大学出版会、2008初版
状態:可、カバ少傷、帯少破、数頁線引アリ(p.v、p.6-10)
内容:
序
I 一九七〇年代のナチ・テロル・ロック 時代論
序 「ファシズムの美学」再考 スーザン・ソンタグ「魅惑するファシズム」
第1章 キッチュな黙示録 ハンス・ユルゲン・ジーバーベルク『ヒトラー、ドイツからの映画』
第2章 白い恐怖、赤い亡霊 クラウス・テーヴェライト『男たちの妄想』と一九七〇年代ドイツ
第3章 自殺するロックンロール デヴィッド・ボウイにおけるロック・イデオロギー
II 権力の身体 政体論
序 権力の三つの身体 聖体から革命の身体へ
第1章 ギリシア幻想の身体 ヨハン・ヨアヒム・ヴィンケルマンと古代の模倣
第2章 レヴィヤタン解剖 イメージ・表象・身体
第3章 子午線のデザイン カール・シュミット『大地のノモス』
第4章 「英霊」の政治神学 橋川文三と「半存在」の原理
III 男たちの秘密 結社論
序 男性結社のエロス 三島由紀夫と結社論の諸問題
第1章 主権の秘密 オットー・ヘフラー『ゲルマン人の祭祀秘密結社』とその周辺
第2章 戦士の到来 社会学研究会とジョルジュ・デュメジル
第3章 亡命者たちの山 日本における男性結社論の系譜
IV 建築と政体 表象論
序 建築空間の政治学 ミース、アールト、コルビュジエ
第1章 近代というナルシス ル・コルビジュエの遡行的問い
第2章 小国民の建築 アルヴァ・アールトの「小さな人間」
第3章 ファシズムの表象 ジュゼッペ・テラーニの倒錯的合理主義
第4章 「どうしようもないもの」との葛藤 堀口捨己における日本・近代・建築
エピローグ
註
跋
附録
年表
書誌・フィルモグラフィ・ディスコグラフィ
図版一覧
人名索引
事項索引
販売価格
2,500円(税込)
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